台湾で発生した標的型攻撃に「Gh0st RAT」を使用、古典的手法も(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.02.22(日)

台湾で発生した標的型攻撃に「Gh0st RAT」を使用、古典的手法も(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、4月下旬に発生した標的型攻撃に、「Remote Access Tool(RAT)」として悪名高い「Gh0st RAT」が関与していたことを突き止めたと同社ブログで発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
ファイル名の欄が狭いため、複数のスペースを挿入することで実際の実行ファイルの拡張子が隠ぺいされている
ファイル名の欄が狭いため、複数のスペースを挿入することで実際の実行ファイルの拡張子が隠ぺいされている 全 3 枚 拡大写真
トレンドマイクロ株式会社は7月11日、4月下旬に発生した標的型攻撃に、「Remote Access Tool(RAT)」として悪名高い「Gh0st RAT」が関与していたことを突き止めたと同社ブログで発表した。これは、台湾の犯罪捜査局である「内政部警政署刑事警察局(Taiwan Criminal Investigation Bureau:CIB)」が、トレンドマイクロの協力の下、同標的型攻撃による個人情報窃取事件を解決し、CIBにより攻撃者の1人が逮捕されることになったもの。

今回の捜査対象となった標的型攻撃において、攻撃者は台湾の厚生省である「行政院衛生署中央健康保険局(Taiwan Bureau of National Health Insurance)」を装ったスピアフィッシングメールを使用した。その結果、標的者はメール内のリンクをクリックしてしまい、最終的に関連不正プログラムを実行してしまうことになる。攻撃者は検出回避のためにメール内にリンクを記載したほか、ダウンロードされた圧縮ファイル内の文書ファイルを確実に開かせるために、文書ファイルの拡張子(DOC)と実行ファイルの拡張子(EXE)の間に複数のスペースを挿入するという古典的な細工を施していた。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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