日本の警察、Android 用マルウェア配布でポーカープレイヤーの IT 社長を逮捕~そのアプリは「救いようのない間抜け」をターゲットにしていた(The Register) | ScanNetSecurity
2024.04.16(火)

日本の警察、Android 用マルウェア配布でポーカープレイヤーの IT 社長を逮捕~そのアプリは「救いようのない間抜け」をターゲットにしていた(The Register)

そのマルウェアが、自動マルウェア生成キットの一つから生み出されたものではなく、プログラマーの団体が連絡先の詳細を収集する目的で特別に書いたものであることが次第に明らかになった、と Thakur は語っている。

国際 TheRegister
マルウェアを配布してモバイルユーザーの連絡先を集め、それを偽の出会い系サイトへ利用することによって約 400 万ドル(編集部註:約 3 億 9 千万円)を稼いだ疑いで、日本の千葉県警は 9 人のグループを逮捕した。

警察と Symantec による共同作戦が逮捕に繋がった。同セキュリティ会社(Symantec)は、IT 企業のコーエイプランニング社長、香川雅昭がグループの首謀者であったものと見られると報告している。彼は、この 6 年間にトーナメントプレイの賞金で 150 万ドル(約 1 億 5 千万円)以上の純益を上げたセミプロのポーカープレイヤーでもある。

2007 年以降、彼はロンドン、ラスべガス、モンテカルロ、オーストラリアの国際的な巡回サーキットのポーカーにおいて様々なゲームに参加し、いくつかの勝利とたびたびの敗北とを重ねてきた…

※編集部註:海外においてどのように報道されているかをお伝えするため、本記事は原文を忠実に翻訳しております。

※本記事は有料版メールマガジンに全文を掲載しました

© The Register.


(翻訳:フリーライター 江添佳代子

《ScanNetSecurity》

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