7月の特殊詐欺、振り込め詐欺、オレオレ詐欺ともに増加(警察庁) | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

7月の特殊詐欺、振り込め詐欺、オレオレ詐欺ともに増加(警察庁)

警察庁は、2013年7月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
警察庁による発表(一部)
警察庁による発表(一部) 全 1 枚 拡大写真
警察庁は9月2日、2013年7月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、7月の特殊詐欺の認知件数は1,007件で、このうち振り込め詐欺の認知件数は794件(6月は608件)で、このうち729件が既遂(同543件)、被害総額(既遂のみ)は22億3,126万円(同18億1,510万円)、検挙件数は165件(同165件)、検挙人員は103名(同117名)と、前月より増加している。オレオレ詐欺では、認知件数が524件(同384件)、このうち467件(同327件)が既遂、被害総額は16億9,668万円(同11億6,245万円)、検挙件数は137件(同138件)、検挙人員は93名(同99名)と、こちらも増加した。

架空請求詐欺の認知件数は93件(同108件)で、このうち88件(同103件)が既遂、被害総額は3億2,592万円(同5億1,415万円)、検挙件数は17件(同12件)、検挙人員は7名(同12名)と前月から大幅に減少した。形態別で見ると、「有料サイト利用料金等名目」が23件、「情報購入代金等名目」が16件と、前月の逆転から元に戻っている。また、「訴訟関係費用等名目」も16件であった。このほか融資保証金詐欺が33件(同30件)で被害総額8,647万円(同4,929万円)、携帯電話端末詐欺が29件(同26件)などとなっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

    ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

  2. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  3. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  4. コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

    コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

  5. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

ランキングをもっと見る
PageTop