ワースト1位の米国は第2位のベラルーシと比較して約3倍もの量のスパムを配信、「スパム送信国ワースト12」を発表(ソフォス) | ScanNetSecurity
2024.05.15(水)

ワースト1位の米国は第2位のベラルーシと比較して約3倍もの量のスパムを配信、「スパム送信国ワースト12」を発表(ソフォス)

 ソフォスは10月21日、2013年7月~9月の「スパム送信国ワースト12」(Dirty Dozen spam sending nations)を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
スパム送信国ワースト12(送信量)
スパム送信国ワースト12(送信量) 全 2 枚 拡大写真
 ソフォスは10月21日、2013年7月~9月の「スパム送信国ワースト12」(Dirty Dozen spam sending nations)を発表した。

 上位2位の順位は変わらず、米国がワースト1位、ベラルーシが2位、インドが前回の6位から3位となっている。また今回、新たにイランが9位にランクインした。前回ランクインしていたウクライナ、カザフスタンはワースト12から消えている。ちなみに日本は22位(1.3%)となっている。

 米国は、第2位のベラルーシと比較して、約3倍もの量のスパムを配信しているが、米国がベラルーシの30倍の人口を抱え、インターネットアクセス環境が非常に発達していることなどが要因とのこと。そのため、人口比率別でスパム配信国ワースト12を見ると、ベラルーシが米国の11.1倍で1位となる。

 人口比率別スパム配信国のランクでは、12位のイスラエルは、今年初めてのランクイン。中東の国を標的にスパムを送信する傾向があり、米国と比較してスパムの配信数が1.8倍になっている。なお今回ルクセンブルクは前回の6位から4位に順位をあげている。

スパム送信国ワースト12、新たにイランが9位にランクイン……ソフォス調べ

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  2. 脆弱な DMARC セキュリティ・ポリシーを悪用、北朝鮮スピアフィッシング詐欺

    脆弱な DMARC セキュリティ・ポリシーを悪用、北朝鮮スピアフィッシング詐欺

  3. 東京メトロ社員が遺失者になりすまし、現金総額 235,458円 ほか遺失物着服

    東京メトロ社員が遺失者になりすまし、現金総額 235,458円 ほか遺失物着服

  4. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  5. 「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

    「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

  6. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  7. TwoFive メールセキュリティ Blog 第14回「いよいよ6月、メルマガが届かなくなる…!? ~ メルマガ配信している皆さん ワンクリック購読解除の List Unsubscribe対応は済んでますか?」

    TwoFive メールセキュリティ Blog 第14回「いよいよ6月、メルマガが届かなくなる…!? ~ メルマガ配信している皆さん ワンクリック購読解除の List Unsubscribe対応は済んでますか?」

  8. テレ東「ヤギと大悟」公式 X アカウントが乗っ取り被害、意図しないポストが数件行われる

    テレ東「ヤギと大悟」公式 X アカウントが乗っ取り被害、意図しないポストが数件行われる

  9. ランサムウェア「LockBit」被疑者の資産を凍結し起訴

    ランサムウェア「LockBit」被疑者の資産を凍結し起訴

  10. 豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

    豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

ランキングをもっと見る