金融・決済サイトのIDとパスワード、62%が1~3種類を使い回す(シマンテック) | ScanNetSecurity
2026.04.04(土)

金融・決済サイトのIDとパスワード、62%が1~3種類を使い回す(シマンテック)

シマンテックは、「個人・企業のパスワード管理」に関する意識調査の結果を発表した。本調査は、Webサイトへの不正ログインを狙った攻撃として「パスワードリスト攻撃」が非常に活発化していることを受けたもの。

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企業で実施しているユーザ認証の種類
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株式会社シマンテックは10月30日、「個人・企業のパスワード管理」に関する意識調査の結果を発表した。本調査は、Webサイトへの不正ログインを狙った攻撃として「パスワードリスト攻撃」が非常に活発化していることを受けたもので、パスワード運用に関する企業Webサイト管理者とネットユーザとの意識調査を行い、そのギャップについて分析を行っている。調査は、企業に対しては全国の20歳から69歳のIT管理業務従事者男女を対象に、個人は全国の18歳から59歳の男女を対象に、9月19日から9月20日にかけてWebアンケートにより実施されたもの。サンプル数は300となっている。

調査結果によると、企業の77.3%がID・パスワードによる認証に頼っており、ワンタイムパスワード(24.7%)やクライアント証明書(22.7%)による認証はまだまだ低い状況であることがわかった。また、パスワードリスト攻撃については約75%が「知っている」と答えた。さらに、社内システムのパスワードを個人で流用している社員や意識していない社員が27%いることが明らかになった。

個人に対する調査結果では、パスワードでログインするサイトの数は5~9個が約30%、1~19個では約80%となった。また、金融サービスや決済サービスのID・パスワードの管理は56%が記憶に頼っており、36%は紙などにメモしている。記憶できるID・パスワードの数は、52%が「2~3組」としている。1~3種類のパスワードを利用しているユーザが62%を占め、1種類を使い回しているユーザは15%、すべて異なるパスワードを設定しているユーザは29.4%であった。さらにSNSにおいて、パスワードの定期的な変更を行っていないと答えたユーザは72%に上った。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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