「履歴書.zip」に注意、「Microsoft Office」の脆弱性を悪用する標的型攻撃(IPA) | ScanNetSecurity
2026.01.25(日)

「履歴書.zip」に注意、「Microsoft Office」の脆弱性を悪用する標的型攻撃(IPA)

IPAは、マイクロソフト社が提供する「Microsoft Office」などの脆弱性を悪用する国内の組織に対する標的型攻撃を確認したとして、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
攻撃事例のイメージ図
攻撃事例のイメージ図 全 2 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は11月20日、マイクロソフト社が提供する「Microsoft Office」などの脆弱性を悪用する国内の組織に対する標的型攻撃を確認したとして、注意喚起を発表した。この脆弱性(CVE-2013-3906)を悪用する標的型メール攻撃は、件名、本文、添付ファイル名などには日本語が使われており、「履歴書.zip」という名称の添付ファイルを解凍して得られるWordファイルを開くことで、PCがマルウェアに感染する。

この攻撃は、業務上、添付ファイルを開いて内容を確認する必要がある、組織外向けの問い合わせ窓口へのメールを装うという手口が使われていた。IPAでは、今後発生しうる他の攻撃に対しても有効であることは保証できないものの、IPAが入手した攻撃メールに添付されていた検体については、マイクロソフト社が公開している「Fix it 51004」を適用した環境では攻撃が失敗する(攻撃メールに添付された文書ファイルを開いてもマルウェアに感染しない)ことを確認している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

    大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

  2. 静岡県のセキュリティサービス提供事業者に不正アクセス

    静岡県のセキュリティサービス提供事業者に不正アクセス

  3. 興和江守でランサムウェア感染、取引先への受注出荷業務に遅滞

    興和江守でランサムウェア感染、取引先への受注出荷業務に遅滞

  4. 社員用 VPN の認証不十分ほか ~ サイバー攻撃による情報漏えいで仏企業に 73 億円の制裁金

    社員用 VPN の認証不十分ほか ~ サイバー攻撃による情報漏えいで仏企業に 73 億円の制裁金

  5. Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

    Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る
PageTop