Android OSにおいて任意のJavaのメソッドが実行される脆弱性を公表、バージョン 3.0からバージョン 4.1.xまでが影響(JVN)
IPA(情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月17日、「『Android OS』において任意のJavaのメソッドが実行される脆弱性」を、脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN」において公表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
それによると、Android標準ブラウザなどで、細工されたウェブページを閲覧すると、ユーザーの意図に反してAndroid OSの機能を起動されたり、任意のコードを実行されたりする可能性があるとのこと。2012年9月18日にIPAが届出を受け、JPCERT/CCが、製品開発者と調整を行い、今回公表された。
該当するのは、SoftBank、イー・アクセス、ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク、NTTドコモ、KDDIの各社製品。Android OS バージョン 3.0からバージョン 4.1.xまでが影響を受ける。
すでに各社はアップデートの提供を行っているが、広い範囲で影響があるため、JVNでは、最新ソフトウェア・ファームウェアへの更新を行うよう、注意を呼びかけている。
Android OSに深刻な脆弱性……幅広いスマートフォン製品に影響
《冨岡晶@RBB TODAY》
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