IPアドレスで閲覧認証を行う文書保護サービスを開始(サイファー・テック) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

IPアドレスで閲覧認証を行う文書保護サービスを開始(サイファー・テック)

サイファー・テックは、社内向けPDF文書を社外にて閲覧することを防止する文書保護のASP/SaaS型サービス「CypherGuard 社外秘PDF」を開発し、2014年1月から販売開始する。

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CypherGuard 社外秘PDFの仕組み
CypherGuard 社外秘PDFの仕組み 全 1 枚 拡大写真
サイファー・テック株式会社は12月19日、社内向けPDF文書を社外にて閲覧することを防止する文書保護のASP/SaaS型サービス「CypherGuard 社外秘PDF」を開発し、2014年1月から販売開始すると発表した。なお、第1弾として企業において最も一般的に利用されているWindows環境を対象に製品化、今後iOS/Androidなど各種OSへの対応も検討していく予定。本サービスは、企業内における社外秘のPDF文書保護にあたり、事業所等のIPアドレスを閲覧認証に活用することで文書閲覧を社内ネットワーク環境に限定するなど、簡便なセキュリティ運用を可能にする文書保護サービスとして開発したもの。

本サービスでは、管理者は運用開始時にIPアドレスを登録し、文書の初回閲覧時に登録済みのIPアドレスを用いて認証することにより、認証された端末での閲覧のみを許可する。このため、ドキュメントが社外に持ち出されたり流出してしまったりした際にも社外では閲覧できなくなる。また、エンドユーザ(社員)は導入時にアプリケーションをPCにインストールするだけで良く、以降社内では通常の文書と区別なく閲覧できる。さらに、DRM技術により、期間や台数など閲覧制限条件を設定したり、画面キャプチャを防止したりすることが可能。利用料金は、初期導入費用が200,000円、年額利用料が600,000円(50人単位)から。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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