11月の特殊詐欺、振り込め詐欺、オレオレ詐欺ともに高水準で推移(警察庁) | ScanNetSecurity
2024.05.10(金)

11月の特殊詐欺、振り込め詐欺、オレオレ詐欺ともに高水準で推移(警察庁)

警察庁は、2013年11月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
特殊詐欺の認知・検挙状況
特殊詐欺の認知・検挙状況 全 1 枚 拡大写真
警察庁は12月20日、2013年11月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、11月の特殊詐欺の認知件数は1,155件で、このうち振り込め詐欺の認知件数は918件(10月は899件)で、このうち849件が既遂(同822件)、被害総額(既遂のみ)は25億2,513万円(同25億8,262万円)、検挙件数は266件(同245件)、検挙人員は156名(同156名)と、前月から同水準で推移した。オレオレ詐欺では、認知件数が564件(同532件)、このうち499件(同466件)が既遂、被害総額は17億523万円(同17億3,638万円)、検挙件数は210件(同212件)、検挙人員は131名(同130名)と、こちらも増加した。

架空請求詐欺の認知件数は140件(同172件)で、このうち136件(同161件)が既遂、被害総額は6億2,146万円(同6億4,387万円)、検挙件数は38件(同14件)、検挙人員は23名(同22名)と高水準で推移している。形態別で見ると、「有料サイト利用料金等名目」が46件、「訴訟関係費用等名目」が23件、「情報購入代金等名目」が17件であった。このほか融資保証金詐欺が60件(同44件)で被害総額6,473万円(同6,148万円)、携帯電話端末詐欺が77件(同53件)などとなっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  3. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  4. 社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

    社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

  5. メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

    メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

  6. デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

    デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

  7. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  8. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

    Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

  9. 日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

    日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

  10. 経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

    経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

ランキングをもっと見る