暗号化したままでデータ分析を行う、ビッグデータ向け秘匿分析技術を開発(日立) | ScanNetSecurity
2026.04.04(土)

暗号化したままでデータ分析を行う、ビッグデータ向け秘匿分析技術を開発(日立)

日立は、暗号化されたデータを復号化することなく、頻度集計、相関ルール分析が可能な秘匿分析技術を開発したと発表した。

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暗号化データベース上での相関ルール分析
暗号化データベース上での相関ルール分析 全 1 枚 拡大写真
株式会社日立製作所(日立)は1月21日、暗号化されたデータを復号化することなく、頻度集計、相関ルール分析が可能な秘匿分析技術を開発したと発表した。これは、高速検索可能暗号方式を応用することで、10万件規模の暗号化されたデータに対して約10分で相関ルールの分析を可能にするとともに、暗号化されたまま分析処理を実行するというもの。これにより、分析受託者による盗み見や持ち出しなどの情報漏えいリスクの低減を実現する。

同社が開発した秘匿分析技術は、複数の分析キーワードが暗号化データベース中に出現する頻度を求め、それらを比較して相関ルールを調べるもので、同社が2012年3月に開発した検索キーワードとデータベースを暗号化したまま検索できる高速検索可能暗号方式を応用している。また、高速検索可能暗号方式は共通鍵暗号をベースに設計されており、公開鍵暗号をベースとする検索可能暗号方式に比べ約1,000倍の速度で分析処理を行う。同社は今後、より安全なビッグデータ分析の実現に向け、2014年度中に医療分野での実証試験を行い、2015年度中の実用化を目指すとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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