Twitterでデマツイートが猛威、巧妙にアプリ認証を行わせ拡散を図る | ScanNetSecurity
2026.02.18(水)

Twitterでデマツイートが猛威、巧妙にアプリ認証を行わせ拡散を図る

 2月がスタートしたこの週末、Twitterで、デマツイートが猛威を振るっている。ただ単にデマというだけでなく、巧妙にアプリ認証を行わせることで、さらにツイートの拡散を図るという悪質なスパムとなっている。

脆弱性と脅威 脅威動向
TwitterJPによる注意喚起
TwitterJPによる注意喚起 全 4 枚 拡大写真
 2月がスタートしたこの週末、Twitterで、デマツイートが猛威を振るっている。ただ単にデマというだけでなく、巧妙にアプリ認証を行わせることで、さらにツイートの拡散を図るという悪質なスパムとなっている。

 これらのツイートは「Mステでおっpいポロリ放送事故」「松本潤と石原さとみのキスシーン」「ドラえもん打ち切り」といった文章とリンクを含むもの。リンクは、通常のTwitterの画像リンク「pic.twitter.com/○○○○」に偽装した「pick-twitter.com/○○○○」というものや、あるいは「bit.ly」の短縮URLが使用されている。そのほかのURLを含むものも存在するようだ。

 このリンクをクリックしてしまうと、アプリの認証先に進む(一度他サイトの画面が表示されることもあるが、最終的には、アプリ認証画面に誘導される)。この認証機能自体はTwitterが提供しているもので、画面も一見普通なものに見える。しかしながら、認証するアプリ名は「ツイッターニュース24」「YouTube動画.com」といった曖昧で不審な、存在しないサービス名称となっている。あるいは「史上最も小さな体で生まれてきた赤ちゃん」「【悲報】『ドラえもん』放送打ち切りが決定」といった興味を惹く文章そのものの場合もあるようだ。

 これらのアプリを認証すると、自動的に複数アカウントをフォローすると同時に、勝手にツイートを行い、さらにリンクを広めることとなる。すでに多数の被害者が出ており、タレントの乙武洋匡氏、歌手の西川貴教氏など、有名人も被害に遭っている模様だ。

 PCの破壊や情報詐取などは行っていないようだが、“虚偽の情報でユーザーを錯誤させ、無意識に拡散させる”手法はウイルスそのもので、“悪質”と断定せざるをえない。「アプリ認証」を要求する操作に心当たりがない場合、今のタイミングでは、とくに注意してほしい。事態を把握したTwitterも、すでに注意喚起を行っている。

 アプリを認証してしまった場合は、PCで、Twitterの設定画面のアプリ連携から、該当アプリを外す必要がある。

「アプリ認証」に注意、Twitterでスパムが急拡散中……Mステで放送事故、ドラえもん打ち切りなど

《冨岡晶@RBB TODAY》

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