ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃の成功率は12.2%、なおも継続中(日本IBM) | ScanNetSecurity
2026.10.06(火)

ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃の成功率は12.2%、なおも継続中(日本IBM)

日本IBMは、主として国内の企業環境で観測された脅威動向をまとめた「2013年下半期Tokyo SOC情報分析レポート」を発表した。

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日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は3月5日、東京を含む世界10カ所のIBMセキュリティー・オペレーション・センター(SOC)にて2013年下半期(7月~12月)に観測したセキュリティイベント情報に基づき、主として国内の企業環境で観測された脅威動向をまとめた「2013年下半期Tokyo SOC情報分析レポート」を発表した。レポートによると、ドライブ・バイ・ダンロード攻撃は1,922件で、2012年下半期(956件)と比較して2倍の件数となった。また、ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃の成功によって、マルウェアをダウンロードした件数は234件で、成功率は12.2%となっている。また、マルウェアの配布が海外のWebサイトからだけでなく、日本のサイトからも行われるようになった。

また同半期には、特定組織を標的とする攻撃の侵入経路として、メールだけでなくWebを利用する攻撃が確認された。2014年1月上旬にGRETECH社の「GOM Player」のアップデート通信でマルウェアに感染させられる事例が話題となったが、Tokyo SOCでは GOM Playerのアップデート通信が確認された23組織のうち1組織のみでマルウェアのダウンロードを確認しており、特定の組織が標的とされている実態が浮かび上がった。また、Webアプリケーション・フレームワークやコンテンツ・マネジメント・システム(CMS)の脆弱性を狙ったWeb サイトの改ざんが増加した。特に「Apache Struts2」の脆弱性を狙った攻撃は、2013年上半期が30,425件、2013年下半期が68,527件と2.3倍に増加した。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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