脆弱性管理ができていないWebサイトの担当者に閉鎖の検討を呼びかけ(IPA) | ScanNetSecurity
2026.06.08(月)

脆弱性管理ができていないWebサイトの担当者に閉鎖の検討を呼びかけ(IPA)

IPAは、企業・組織のホームページ担当者、個人のホームページ作成者に対し、脆弱性管理ができていないWebの閉鎖を検討するよう注意喚起を行った。

脆弱性と脅威 脅威動向
Web改ざんによってWeb閲覧者がウイルス感染するイメージ図
Web改ざんによってWeb閲覧者がウイルス感染するイメージ図 全 1 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は6月19日、企業・組織のホームページ担当者、個人のホームページ作成者に対し、脆弱性管理ができていないWebの閉鎖を検討するよう注意喚起を行った。これは、古いバージョンのCMSの脆弱性を狙ったWeb改ざんが横行していることを受けたもの。改ざんによりWebサイトにウイルスを仕掛けることも可能なため、問題のあるWebサイトを放置しておくことは、ウイルス拡散に悪用されかねないとしている。特に、「Web Diary Professional(WDP)」と「Movable Type」については攻撃が活発化している。

IPAでは5月以降に、両システムを用いたWebサイトの数を調査しており、その結果、WDPを使用して作成されたWebサイトは170件、特定の問題があるMovable TypeのWebサイトは70件が検出された。これはWeb改ざんのリスクを抱えるサイトであり、この件数は潜在する問題のあるサイトのごく一部に過ぎない。また IPAの脆弱性届出窓口にも、危険な脆弱性を含む古いバージョンのCMSを利用しているWebサイトに対する届出が累計241件に上っている。しかし、このうちWeb運営者に連絡が取れない、または連絡後30日以上経過しても脆弱性解消の目処が立っていないWebサイトは、6月19日現在で50件と、全体の2割を占めている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 北九州市立大に不正アクセス、偽警告から遠隔操作され個人情報漏えいか

    北九州市立大に不正アクセス、偽警告から遠隔操作され個人情報漏えいか

  2. 阿波銀行への不正アクセス、原因はテスト環境の「管理不備」と発表 関係役員らの処分も

    阿波銀行への不正アクセス、原因はテスト環境の「管理不備」と発表 関係役員らの処分も

  3. 株式会社SHIFT SECURITY、新会社設立を中止し株式会社SHIFTに吸収合併へ

    株式会社SHIFT SECURITY、新会社設立を中止し株式会社SHIFTに吸収合併へ

  4. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

  5. 国家サイバー統括室、高度化する AI をふまえ「Project YATA-Shield」始動

    国家サイバー統括室、高度化する AI をふまえ「Project YATA-Shield」始動

ランキングをもっと見る
PageTop