個人デバイスの業務利用、セキュリティアプリ導入は19%(ウェブルート) | ScanNetSecurity
2025.12.09(火)

個人デバイスの業務利用、セキュリティアプリ導入は19%(ウェブルート)

ウェブルートは、BYODセキュリティレポート(英語版:New Webroot Report Reveals Disparities Between Corporate Mobile Security Policies and BYOD Practice)を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
BYODセキュリティレポート(英語版)
BYODセキュリティレポート(英語版) 全 1 枚 拡大写真
ウェブルート株式会社は7月11日、BYODセキュリティレポート(英語版:New Webroot Report Reveals Disparities Between Corporate Mobile Security Policies and BYOD Practice)を発表した。本レポートは、企業のITポリシーと実践とのギャップ、社員が個人所有のデバイスを仕事用に使用するBYODに対する懸念と要望、さらに企業データ保護に向けたアドバイスや脅威への対処法をまとめたもの。米の市場調査会社ハリス インタラクティブにより米国の会社員2,000名、モバイルセキュリティのポリシー策定に従事するフルタイムのIT管理者205名を対象に実施された。

レポートによると、企業の98%がモバイルによる企業情報へのアクセスに関わるセキュリティポリシーを策定しているが、21%はセキュリティなしのアクセス許可をしていたこと、またIT管理者の60%以上が自社の社員が個人所有のデバイスを仕事で使用していると回答したが、58%はセキュリティリスクについて「とても」あるいは「非常に」心配していると答えた。さらに、社員のデバイスはセキュリティを欠き、セキュリティアプリケーションをフルに装備していたのは19%にすぎず、64%はデバイスの標準装備のセキュリティしか活用していなかった。その一方で、社員の46%は企業が仕事用に指定のセキュリティアプリケーションをインストールさせた場合、個人所有デバイスの仕事での使用を中止すると回答したことなどが明らかになっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  2. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  3. 卒業研究で未知の脆弱性を発見 ~ 高知高専の学生が発見したWi-Fiルータの脆弱性 JVNで公開

    卒業研究で未知の脆弱性を発見 ~ 高知高専の学生が発見したWi-Fiルータの脆弱性 JVNで公開

  4. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  5. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop