元関係者が語る「NSA は電源からあなたを追跡できる」~ドイツのメディアが取り上げた「電気の盗聴」の主張に、研究者が水をさす(The Register) | ScanNetSecurity
2026.02.01(日)

元関係者が語る「NSA は電源からあなたを追跡できる」~ドイツのメディアが取り上げた「電気の盗聴」の主張に、研究者が水をさす(The Register)

Brian Stokesは、「内部告発者たちを録音、撮影するために利用された音声や映像のデバイス」を特定することは可能かもしれないと語っている。彼やその他の技術者たちは、Appleby の意見に同意している。

国際 TheRegister
国家安全保障局(以下 NSA)は、電気装置から発せられるバッググラウンドノイズ(背景騒音)を捕らえ、それがどのようにエネルギーグリッドに影響を及ぼしているのかを知ることで、「テレビ放送に出演し、インタビューを受けている内部告発者たち」を発見できる、と元 NSA のスタッフが主張した。この主張に対し、フォレンジック関係者や業界の専門家たちは疑問を呈している。

電気が流れるケーブルから情報を検知する技術は、既知のものだ:Network Frequency Analysis(以下 ENF)は、映像や音声に手が加えられていないことを証明する目的で利用されている。

この技術は「パワーグリッドから発生する、ほとんど聞き取ることのできない 50 Hz のエネルギーのノイズ(多くの音声記録デバイスから気づかれずに捕らえることができる)」を分析することで機能する。そのノイズだけが裸の状態で残るまで、調査者はオーディオの層を剥ぎ取ることができ、その後、目的のノイズにおける不自然な変動を精査できるようになる。

ENF 分析は今週(編集部註:2014 年 7 月第 1 週)の話題となった。それは、元 NSA のスタッフ(名前は非公開)がドイツの放送局 Heute.de に対し、「NSA は、前もってインフラ網の全体で記録していたノイズと、(新たに)捕らえたエネルギーのノイズとを照合し、テレビのインタビューが撮影された物理的な位置を見極める目的で、この技術を利用してきた」と主張したためだ。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

    通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

  2. Amazon 人材流出 ついに AWS をダウンさせる

    Amazon 人材流出 ついに AWS をダウンさせる

  3. 15 億円の身代金要求した疑い セキュリティ企業の社員が自らランサムウェア仕掛けたか

    15 億円の身代金要求した疑い セキュリティ企業の社員が自らランサムウェア仕掛けたか

  4. 「趣味:ハッキング」日本ハッカー協会 杉浦氏が OSINT で本気を出したら ~ 組織と個人の調査法

    「趣味:ハッキング」日本ハッカー協会 杉浦氏が OSINT で本気を出したら ~ 組織と個人の調査法

  5. ソリトンシステムズ「準備はできている」~多要素認証ニーズの変化はサプライチェーンリスク対策

    ソリトンシステムズ「準備はできている」~多要素認証ニーズの変化はサプライチェーンリスク対策PR

ランキングをもっと見る
PageTop