ここが変だよ日本のセキュリティ 第2回「中長期的に効果の高い対策」 | ScanNetSecurity
2026.10.03(土)

ここが変だよ日本のセキュリティ 第2回「中長期的に効果の高い対策」

例を挙げれば、深夜の牛丼チェーンに店員が一人しかいない状態に誰かが最初に気づき、模倣犯が大量に発生しているようなものだ。こうした防犯体制の隙を突く犯罪が発生した場合、組織はすぐに抜本的対応ができない。ならば、そのタイムラグ期間を短くすることが課題となる。

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パネル質問時の筆者(白浜シンポジウム会場)
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何だね君はぁ? 「どうも、汝の隣次元を愛せよ!通勤電車でもギャルゲーに没頭する、2次元殺法コンビ参上ですよ! ハッカージャパンが休刊になってしまったので、場所を変えて連載を続行することにしました。まずは、
南紀白浜にセキュリティ・シンポジウムサイバー犯罪対策を議論しに参加してきたので、それに関連したネタから始めますよ!」


●費用対効果では割り切れない

改めて警察庁や全銀協からの頻繁な注意喚起をみると、費用効果で割り切ってしまうわけにはいかない状況に思える。

そこで今度は、公開されている統計情報で考え方を参考にできるようなものはないか、違う分野の犯罪まで範囲を広げて探してみた。

平成26年1~6月で殺人件数は491件(*5)、自殺は12,752人(*6)と26倍近い。しかし、自殺者の数と殺人の数を比べて少ないからといって、費用対効果で殺人の防犯対策を削減するなどということは考えられない。同様に被害の規模感だけでは割り切れないはずで、結果の数だけを比較してはいけないことも同じであろう。

《2次元殺法コンビ》

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