UTM・NGFWアプライアンス新製品、およびMSSP向け販売プログラムを発表(ウォッチガード) | ScanNetSecurity
2024.04.30(火)

UTM・NGFWアプライアンス新製品、およびMSSP向け販売プログラムを発表(ウォッチガード)

ウォッチガードは、UTM(統合脅威管理)・NGFW(次世代ファイアウォール)アプライアンスの新製品「WatchGuard Firebox M440」を発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
「WatchGuard Firebox M440」
「WatchGuard Firebox M440」 全 2 枚 拡大写真
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は10月9日、UTM(統合脅威管理)・NGFW(次世代ファイアウォール)アプライアンスの新製品「WatchGuard Firebox M440」を発表した。本製品は、ファイアウォールのスループット6.7Gbps、1Gbイーサネットを25ポート、PoE(Power over Ethernet)8ポート、さらに10Gb SFP+ (ファイバー)2ポートを搭載する。また、同社は今回の新製品に合わせ、MSSP(マネージドセキュリティサービスプロバイダ)向けに「Pay-By-Pointプログラム」も発表している。

Firebox M440は、VLANなどの複雑な構成を排除し、複数のネットワークセグメントにわたるトラフィックの適正なポリシーの適用といった、多くのIT担当者にとって技術的に困難であるクリティカルなプロセスをシンプル化している。さらに、リアルタイム可視化ツール「WatchGuard Dimension」により、セグメントごとのトラフィックに適用されている各ポリシーの効果を、一元管理ビューで表示させることも可能になっている。

Pay-By-Pointプログラムは、「クラウドファースト」時代に相応しい「必要な時に」「必要な分だけ」サービスを利用できるといった方式により、初期投資コストを削減し、セキュリティ運用サービスと同時に、同社のUTM・NGFWアプライアンス(もしくは仮想アプライアンス)機能をエンドユーザへ、Pay-As-You-Go型(利用時払い)の月額単位の料金でサービスの提供を可能にする新しい販売モデルと価格体系。MSSP事業者は、あらかじめ予想可能なコストモデルを算出し、エンドユーザからのサービス解約のリスクを軽減し、また、緊急利用時のニーズにも対応できるため、柔軟できめ細かいサービスの提供が可能となるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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