世界のUPnP機器の約4割弱、410万台にDDoS攻撃を受ける脆弱性(アカマイ) | ScanNetSecurity
2026.06.13(土)

世界のUPnP機器の約4割弱、410万台にDDoS攻撃を受ける脆弱性(アカマイ)

アカマイは、同社のProlexic Security Engineering & Response Teamを通して、新しい「サイバーセキュリティThreat Advisory(脅威アドバイザリ)」を発行したと発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
UPnP機器を利用した大規模なDDoS攻撃(トラフィック)
UPnP機器を利用した大規模なDDoS攻撃(トラフィック) 全 2 枚 拡大写真
アカマイ・テクノロジーズ合同会社(アカマイ)は10月16日、同社のProlexic Security Engineering & Response Team(PLXsert)を通して、新しい「サイバーセキュリティThreat Advisory(脅威アドバイザリ)」を発行したと発表した。このアドバイザリは、UPnP機器を利用した大規模な分散型サービス妨害(DDoS)攻撃のリスクについて、セキュリティコミュニティ、機器ベンダ、インターネットサービスプロバイダ、および企業に注意を呼びかけるものとなっている。

PLXsertでは、ルータ、メディアサーバ、Webカメラ、スマートTV、プリンタを含む数百万の家庭用およびオフィス用機器で、出荷時に有効化されている通信プロトコルを故意に悪用する、新たなリフレクションおよび増幅DDoS攻撃の使用を観測した。これらのプロトコルは、ネットワーク上の機器間における相互の発見、通信の確立、および動作の調整を可能にするもの。DDoS攻撃者は、インターネットに公開されている機器上で、これらのプロトコルを悪用してトラフィックのフラッドを生成する攻撃を仕掛け、標的の企業でWebサイトとネットワークの停止を引き起こしているという。

PLXsertの調査により、インターネットに接続された410万台のUPnP機器(全世界で使用されている1,100万台の機器の約38%)がこのタイプのリフレクションDDoS攻撃に利用される潜在的な脆弱性を持っていることが明らかになった。PLXsertでは、この脅威のクリーンアップと緩和の作業に協力するため、潜在的に利用可能な機器のリストをセキュリティコミュニティのメンバーに提供するとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

    CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

  2. 中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

    中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

  3. 日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

    日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

  4. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

  5. DMARC 通過する独自ドメインフィッシング急増 ~ フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2026」

    DMARC 通過する独自ドメインフィッシング急増 ~ フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2026」

ランキングをもっと見る
PageTop