「Binder」の悪用でAndroid端末からデータや情報が漏えいする危険性を実証(チェック・ポイント) | ScanNetSecurity
2026.06.10(水)

「Binder」の悪用でAndroid端末からデータや情報が漏えいする危険性を実証(チェック・ポイント)

チェック・ポイントは、「Man in the Binder: He Who Controls the IPC, Controls the Droid」と題する新たな調査レポートを発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
チェック・ポイントによる発表
チェック・ポイントによる発表 全 1 枚 拡大写真
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は10月20日、「Man in the Binder: He Who Controls the IPC, Controls the Droid」と題する新たな調査レポートを発表した。Android OS独自のアーキテクチャを研究した本レポートでは、プロセス間通信(IPC)におけるメッセージ伝達メカニズム「Binder」経由で保存または通信されるデータや情報がキャプチャ可能であることを示している。

レポートでは、Android OSのアーキテクチャにおけるBinderの主な役割を詳細に分析しながら、Android端末上のアプリケーションで送受信される情報(2ファクタ認証や暗号化などのセキュリティ対策で保護された情報を含む)が傍受可能である事実を実証している。また今回の調査では、端末のキーボード入力やアプリケーションでの処理内容(銀行取引など)、SMSメッセージのBinder経由での傍受に成功している。さらに、新しいAndroidマルウェアの可能性を示すとともに、セキュリティ担当者やAndroid開発者に対し、この問題について検討、協力して、新たな保護メカニズムを考案するよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 添付ファイル分離メールサーバへの不正アクセス 第二報 ~ 保存されていたメール情報が漏えいした可能性

    添付ファイル分離メールサーバへの不正アクセス 第二報 ~ 保存されていたメール情報が漏えいした可能性

  2. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

  3. 北九州市立大に不正アクセス、偽警告から遠隔操作され個人情報漏えいか

    北九州市立大に不正アクセス、偽警告から遠隔操作され個人情報漏えいか

  4. 阿波銀行への不正アクセス、原因はテスト環境の「管理不備」と発表 関係役員らの処分も

    阿波銀行への不正アクセス、原因はテスト環境の「管理不備」と発表 関係役員らの処分も

  5. 脱 PPAP の第 2 段階、パスワード付き添付ファイルの「自動削除」開始

    脱 PPAP の第 2 段階、パスワード付き添付ファイルの「自動削除」開始

ランキングをもっと見る
PageTop