【防犯システム09】ネットワークカメラのシステムを紹介 | ScanNetSecurity
2026.05.19(火)

【防犯システム09】ネットワークカメラのシステムを紹介

防犯カメラというくくりで、ここ数年で非常に増えてきたのがネットワークカメラ。今回はこのネットワークカメラとそのシステムを紹介する。

製品・サービス・業界動向 業界動向
写真はSONYのSNC-CX600W。ワイヤレス接続も可能なHD画質のネットワークカメラだ。
写真はSONYのSNC-CX600W。ワイヤレス接続も可能なHD画質のネットワークカメラだ。 全 2 枚 拡大写真
 防犯カメラというくくりで、ここ数年で非常に増えてきたのがネットワークカメラ。今回はこのネットワークカメラとそのシステムを紹介する。

 まず従来の防犯カメラと何が違うのかといえば、名前の通り「ネットワークで接続して管理するカメラ」ということができる。従来のカメラは主に同軸ケーブルを使って給電と映像信号の送出を行っていたが、これがLANケーブルになる点がハード的な相違点。同軸ケーブルは配線が長くなると信号が減衰してしまうがLANケーブルはそれが少ない。さらにハブを経由すれば配線の長さは(ほぼ)気にしなくて済むのだ。もともと、デジタル化した映像データを圧縮してHDDに記録するシステムが一般的なため、デジタルデータを直接やり取りするLANケーブルとの相性はいいといえる。

 同時にデジタルデータをLANケーブルで扱うということは、PCやインターネットとの相性もいいということになる。例えば僻地の防犯カメラで撮影はもちろん可能だ。ただし、トラブル対応は現地の人員を割くことになってしまう。

 そう考えると、ネットワークカメラはwebカメラに近いともいえるだろう。家庭や職場内のネットワークやインターネットを使って離れた場所の様子を確認できるわけだ。それに加えて防犯カメラとして使う場合は、記録装置をセキュリティの高い離れた場所に設置することも可能となる。

 ひと昔前までは回線状況によっては高画質の映像データを送れなかったが、最近では高速回線の普及や中継・処理装置の高性能化によってフルHD画質程度なら問題なくやり取りできるようになっている。機種によっては4K画質対応のネットワークカメラもあるのだ。ハード面から見ればネットワークカメラは設置の自由度と利便性が高く、今後の防犯カメラシステムの主流となる可能性を秘めている。

 ただし、従来の同軸ケーブルを使うタイプの防犯カメラが設置されている場合、それをネットワークカメラシステムに入れ替えるには配線を全部イチから交換する必要がある。新規設置か入れ替えか、また利便性とコストをどう判断するかによるが、導入を検討する価値は十分にあるといえる。

防犯システムの基本 Vol.9~ネットワークカメラ

《宮崎崇@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. Webメール「Active!mail」に海外IPアドレスからDDoS攻撃

    Webメール「Active!mail」に海外IPアドレスからDDoS攻撃

  2. 中学校教員 コインロッカーの鍵かけ忘れ 端末と鍵 盗難被害

    中学校教員 コインロッカーの鍵かけ忘れ 端末と鍵 盗難被害

  3. デンソーグループのイタリア・モロッコ拠点に不正アクセス

    デンソーグループのイタリア・モロッコ拠点に不正アクセス

  4. Windows DNS クライアントにリモートでコードが実行される脆弱性

    Windows DNS クライアントにリモートでコードが実行される脆弱性

  5. 今日もどこかで情報漏えい 第48回「2026年4月の情報漏えい」“非表示シート Excel 警察” 待望論

    今日もどこかで情報漏えい 第48回「2026年4月の情報漏えい」“非表示シート Excel 警察” 待望論

ランキングをもっと見る
PageTop