クラウド型セキュリティサービスに2つのゲートウェイ対策を追加(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロは、クラウド型セキュリティサービスブランド「Trend Micro Security as a Service(TMSaaS)」のラインアップを拡充すると発表した。
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス
IWSaaSは、クラウド型サービスとして提供するためユーザ企業にて管理サーバを構築する必要がなく、導入時の初期投資や構築時間を抑えられるクラウド型Webゲートウェイセキュリティ対策。Webレピュテーションなどの技術を用い、不正Webサイトへのアクセス制限や不正プログラムのダウンロードを未然に防ぐほか、ブログやSNSサイトの閲覧、書き込みなどの制限により、企業の内部からの情報漏えいを防止する。ボットネット通信の検知にも対応する出口対策としても有効。また、クラウド型サービスのため、社外で利用するPCやモバイルデバイスへの対策としても利用できる。2015年第1四半期より提供開始予定。
Cloud Edgeは、クラウドとアプライアンスが連携して最新の脅威から企業を守る、クラウド型総合ゲートウェイセキュリティ対策。クラウドで管理運用やWebゲートウェイセキュリティを実施し、アプライアンス側では3種類のDPI(Deep Packet Inspection)や、次世代ファイアウォールを実装する。機能を分けることで、ユーザ企業のネットワーク負荷を押さえつつ日々巧妙化するサイバー脅威から企業を保護する。TMSaaSのサービスのひとつであるクラウド型企業向け総合セキュリティソフト「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」と併用すれば、エンドポイントの保護および、入口・内部・出口対策とトータルなセキュリティ対策を、月額課金により実現できる。2014年12月より提供開始予定。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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