クラウド型セキュリティサービスに2つのゲートウェイ対策を追加(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2025.11.19(水)

クラウド型セキュリティサービスに2つのゲートウェイ対策を追加(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、クラウド型セキュリティサービスブランド「Trend Micro Security as a Service(TMSaaS)」のラインアップを拡充すると発表した。

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IWSaaSの利用イメージ 全 2 枚 拡大写真
トレンドマイクロ株式会社は11月19日、クラウド型セキュリティサービスブランド「Trend Micro Security as a Service(TMSaaS)」のラインアップを拡充すると発表した。新たに、クラウド型Webゲートウェイセキュリティ対策「InterScan Web Security as a Service(IWSaaS)」および、クラウド上で管理運用し、クラウド上の脅威防御技術基盤と連携して高度な防御を提供する、クラウド型総合ゲートウェイセキュリティ対策「Cloud Edge」の2つの提供を開始する。同社はこの2つのソリューションにより、今後1年間で売上6億円を目指すとしている。

IWSaaSは、クラウド型サービスとして提供するためユーザ企業にて管理サーバを構築する必要がなく、導入時の初期投資や構築時間を抑えられるクラウド型Webゲートウェイセキュリティ対策。Webレピュテーションなどの技術を用い、不正Webサイトへのアクセス制限や不正プログラムのダウンロードを未然に防ぐほか、ブログやSNSサイトの閲覧、書き込みなどの制限により、企業の内部からの情報漏えいを防止する。ボットネット通信の検知にも対応する出口対策としても有効。また、クラウド型サービスのため、社外で利用するPCやモバイルデバイスへの対策としても利用できる。2015年第1四半期より提供開始予定。

Cloud Edgeは、クラウドとアプライアンスが連携して最新の脅威から企業を守る、クラウド型総合ゲートウェイセキュリティ対策。クラウドで管理運用やWebゲートウェイセキュリティを実施し、アプライアンス側では3種類のDPI(Deep Packet Inspection)や、次世代ファイアウォールを実装する。機能を分けることで、ユーザ企業のネットワーク負荷を押さえつつ日々巧妙化するサイバー脅威から企業を保護する。TMSaaSのサービスのひとつであるクラウド型企業向け総合セキュリティソフト「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」と併用すれば、エンドポイントの保護および、入口・内部・出口対策とトータルなセキュリティ対策を、月額課金により実現できる。2014年12月より提供開始予定。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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