SNMPリフレクター攻撃のアクセスが増加、攻撃の踏み台にならないよう対策を(警察庁) | ScanNetSecurity
2026.02.21(土)

SNMPリフレクター攻撃のアクセスが増加、攻撃の踏み台にならないよう対策を(警察庁)

警察庁は、SNMPリフレクター攻撃を企図するアクセスの増加を確認したとして、管理するネットワーク機器が攻撃の踏み台として悪用されないために対策を行うよう「@police」で注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
宛先ポート161/UDP に対するアクセス件数の推移
宛先ポート161/UDP に対するアクセス件数の推移 全 2 枚 拡大写真
警察庁は11月26日、SNMPリフレクター攻撃を企図するアクセスの増加を確認したとして、管理するネットワーク機器が攻撃の踏み台として悪用されないために対策を行うよう「@police」で注意喚起を発表した。警察庁の定点観測システムでは、10月中旬頃から宛先ポート161/UDP(SNMP)に対するアクセスの増加を観測している。

これは本来、管理する機器の監視を目的として送信される「GetBulkRequest」と呼ばれるリクエストを行うものであり、SNMPv2に対応した機器(SNMPv2 エージェント)、およびSNMPコミュニティ名が初期値の「public」に設定されている機器を対象として送信されていた。これらのアクセスは、一部のセンサーでは全く観測されていないことから、攻撃者は事前に何らかのスキャンを行い、攻撃の踏み台となる機器を選定して、これらのアクセスを行っていると推測できるとしている。

攻撃者は、発信元のIPアドレスを攻撃対象のIP アドレスに詐称し、踏み台となるSNMP対応機器に対してアクセスを行い、攻撃対象に対するリフレクター攻撃を企図していると考えられるという。このアクセスが、対策の行われていないSNMPv2 エージェントに行われた場合、発信元のIPアドレス(攻撃対象)に対して、大量のデータを送信してしまう可能性がある。警察庁では攻撃の踏み台にされないために、外部からのSNMP通信(宛先ポート161/UDP のアクセス)をFW により遮断する、不要なSNMP エージェントは停止するなどの対策を呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

    信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

  2. フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

    フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

  3. JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

    JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

  4. 第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

    第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

  5. 医療機器保守用 VPN 装置から侵入 ~ 日本医科大学武蔵小杉病院にランサムウェア攻撃

    医療機器保守用 VPN 装置から侵入 ~ 日本医科大学武蔵小杉病院にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop