「ntpd」に複数の脆弱性、任意のコードを実行される可能性も(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Network Time Protocol projectが提供する「ntpd」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「ntpd 4.2.7 およびそれ以前」「ntp-keygen 4.2.7p230 より前のバージョン」には、PRNG における不十分なエントロピー、暗号における脆弱な PRNG の使用、スタックバッファオーバーフロー、エラー条件、戻り値、状態コードの脆弱性が存在する。これらの問題が悪用されると、ntpdの実行権限で任意のコードが実行されたり、完全性の検証と認証付き暗号スキームに関する情報を取得される可能性がある。JVNでは、開発者の提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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