ルータに存在する脆弱性を発見、世界の1,200万台以上が攻撃可能な状態(チェック・ポイント)
チェック・ポイントは、一般家庭や小規模企業で広く使用されているレジデンシャル・ゲートウェイ(SOHOルータ)デバイスに、深刻な脆弱性を発見したと発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
この脆弱性が悪用されると、ゲートウェイ・デバイスがリモートから管理者権限で乗っ取られるおそれがある。その結果、同じネットワークに有線または無線で接続されたデバイスが攻撃され、データを盗まれる可能性がある。脆弱性が見つかったのは、AllegroSoftが提供する組み込みのWebサーバプログラム「RomPager」で、このプログラムは多くの場合デバイス内蔵のファームウェアに組み込まれている。なお、この脆弱性によるチェック・ポイント製品への影響は確認されていないという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/