迷惑電話チェッカーの実証実験の成果を発表、1台あたり1か月間に4回以上ブロック(ワイモバイル、ウィルコム、トビラシステムズ) | ScanNetSecurity
2024.05.16(木)

迷惑電話チェッカーの実証実験の成果を発表、1台あたり1か月間に4回以上ブロック(ワイモバイル、ウィルコム、トビラシステムズ)

 ワイモバイル、ウィルコム、トビラシステムズは24日、全国26都道府県の警察本部で実施している「迷惑電話チェッカーWX07A」の実証実験について、実験成果を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
提供イメージ
提供イメージ 全 3 枚 拡大写真
 ワイモバイル、ウィルコム、トビラシステムズは24日、全国26都道府県の警察本部で実施している「迷惑電話チェッカーWX07A」の実証実験について、実験成果を発表した。

 「迷惑電話チェッカー」は、自宅の固定電話回線に設置するだけで、振り込め詐欺やしつこい勧誘電話などの悪質な迷惑電話からの着信を自動で警告する装置。迷惑電話番号情報は「迷惑電話チェッカー」ユーザー全体で共有される。迷惑電話番号情報は2013年11月14日より提供を開始したワイモバイルのケータイオプションサービス「モバイル迷惑電話チェッカー」でも利用可能。

 2014年7月以降の実証実験では、約5,725世帯で「迷惑電話チェッカー」が稼働している。その結果、「迷惑電話チェッカー」1台あたり1か月間に4回以上、迷惑電話をブロック。実証実験実施世帯全体で、1か月間に27,000件以上の迷惑電話をブロックした。

 また実証実験実施世帯全体で、1か月間に800回以上、警察本部から提供された「犯罪に使用されている可能性のある不審な番号」からの電話をブロックしたという。これは約7軒のうち1軒の割合で、毎月1回以上、不審番号からの着信があることになる。

 なお、実証実験でブロックした迷惑電話のうち、81%は番号通知にて着信していた。また実証実験でブロックした迷惑電話は、銀行や郵便局などの窓口が開いている日中に多く着信していた。

ワイモバイル「迷惑電話チェッカー」、実証実験で1台あたり月4回以上をブロック

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  2. 脆弱な DMARC セキュリティ・ポリシーを悪用、北朝鮮スピアフィッシング詐欺

    脆弱な DMARC セキュリティ・ポリシーを悪用、北朝鮮スピアフィッシング詐欺

  3. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  4. 東京メトロ社員が遺失者になりすまし、現金総額 235,458円 ほか遺失物着服

    東京メトロ社員が遺失者になりすまし、現金総額 235,458円 ほか遺失物着服

  5. 「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

    「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

  6. TwoFive メールセキュリティ Blog 第14回「いよいよ6月、メルマガが届かなくなる…!? ~ メルマガ配信している皆さん ワンクリック購読解除の List Unsubscribe対応は済んでますか?」

    TwoFive メールセキュリティ Blog 第14回「いよいよ6月、メルマガが届かなくなる…!? ~ メルマガ配信している皆さん ワンクリック購読解除の List Unsubscribe対応は済んでますか?」

  7. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  8. テレ東「ヤギと大悟」公式 X アカウントが乗っ取り被害、意図しないポストが数件行われる

    テレ東「ヤギと大悟」公式 X アカウントが乗っ取り被害、意図しないポストが数件行われる

  9. ランサムウェア「LockBit」被疑者の資産を凍結し起訴

    ランサムウェア「LockBit」被疑者の資産を凍結し起訴

  10. 豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

    豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

ランキングをもっと見る