従来の地震・津波・火山における警報・予報、情報に加え、新たに「噴火速報」(仮称)を発表(国土交通省・気象庁) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

従来の地震・津波・火山における警報・予報、情報に加え、新たに「噴火速報」(仮称)を発表(国土交通省・気象庁)

 国土交通省・気象庁は18日、火山噴火予知連絡会 火山情報の提供に関する検討会(第5回)を開催。従来の地震・津波・火山における警報・予報、情報に加え、新たに「噴火速報」(仮称)を設けることを決定した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
情報発表の流れ
情報発表の流れ 全 2 枚 拡大写真
 国土交通省・気象庁は18日、火山噴火予知連絡会 火山情報の提供に関する検討会(第5回)を開催。従来の地震・津波・火山における警報・予報、情報に加え、新たに「噴火速報」(仮称)を設けることを決定した。

 「噴火速報」(仮称)は、登山者や住人に注意喚起するため、噴火の最初期の段階で、情報を公表するもの。5分以内に、携帯端末を利用した伝達、市町村を通じた伝達、報道機関を通じた伝達を行う。

 これまで気象庁では、「警報」にまで至らない火山活動の変化があった場合、注意を促すために「解説情報」などを発表していたが、名称が注意喚起に結び付いていなかった。また定期的に発表されていることも、危機感を逃しやすい要因となっていた。

 そこで、今回あらたに、注意喚起を明確に示す「噴火速報」(仮称)を設けることを決定。噴火警戒レベル1の火山において、初めて実際に噴火があった場合、また噴火警戒レベル2の火山において、いままでの規模とは異なる噴火が確認された場合、事実が確認された時点ですぐに「噴火速報」(仮称)を発表する。

気象庁、火山の情報発表に「噴火速報」(仮称)を新設

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop