「治安の回顧と展望」2014年版、高度なスキルを持つ犯罪組織の存在も指摘(警察庁)
警察庁は、「治安の回顧と展望(平成26年版)」を公開した。
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サイバー攻撃に関する国内情勢としては、1月に独立行政法人日本原子力研究開発機構敦賀本部高速増殖炉研究開発センター(通称「もんじゅ」)の中央制御室に設置されたPCが不正プログラムに感染し、外部のコンピュータと不
正な通信を行っていたことが確認されたこと。また9月には、法務省のサーバおよび端末への不正アクセスにより、一部の情報流出の可能性が判明したことを挙げている。警視庁では、民間事業者や政府機関を標的としたサイバーインテリジェンス事案について捜査を進めた結果、その攻撃が、長期間にわたり、周到な準備の上で、高度なスキルを持つ一定規模の組織により行われていたとみられることを明らかにしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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