不正アクセス行為の約半数がインターネットバンキングの不正送金に悪用(警察庁) | ScanNetSecurity
2026.08.16(日)

不正アクセス行為の約半数がインターネットバンキングの不正送金に悪用(警察庁)

警察庁は、平成26年中の不正アクセス行為の発生状況などを発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
不正アクセス禁止法違反事件の発生状況
不正アクセス禁止法違反事件の発生状況 全 1 枚 拡大写真
警察庁は3月26日、平成26年中の不正アクセス行為の発生状況などを発表した(日付は3月19日)。これは、不正アクセス行為の禁止等に関する法律に基づき、毎年、不正アクセス行為の発生状況等を公表するもの。これによると、平成26年における不正アクセス行為の認知件数は3,545件で、前年から594件増加した。不正アクセス後の行為は、、インターネットバンキングの不正送金が1,944件(54.8%)と最も多く、他人へのなりすましが1,009件(28.5%)と続いた。

不正アクセス行為の手口としては、利用権者のパスワードの設定・管理の甘さにつけ込んだものが84件(24.9%)と最も多く、次いでフィッシングサイトにより入手したものが71件(21.0%)となっている。なお、「連続自動入力プログラムによる不正ログイン攻撃」によるログイン行為が約80万件認知されている。

警察庁では、利用権者が行うべき対策として「使い回しをしない、推測が容易なものを避けるなど、ID・パスワードの適切な設定・管理」「金融機関等を装ったフィッシングメールに注意」「ウイルス対策ソフトの利用、各種ソフトウェアのアップデート」を挙げ、アクセス管理者等が行うべき対策として「ワンタイムパスワード等による個人認証の強化」「サーバの脆弱性の解消と監視体制の強化」を挙げている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. リチェルカセキュリティが防衛装備庁から指名停止

    リチェルカセキュリティが防衛装備庁から指名停止

  2. 防衛省がリチェルカセキュリティを9ヶ月間 指名停止

    防衛省がリチェルカセキュリティを9ヶ月間 指名停止

  3. 正規メール送信環境からフィッシングメール送信 ~ TENTIALが利用するメール送信サービスのアクセスキーを不正利用

    正規メール送信環境からフィッシングメール送信 ~ TENTIALが利用するメール送信サービスのアクセスキーを不正利用

  4. 「wp2shell」の攻撃検知速報を公表、修正版公開から9日間で累計1,950,165件を検知

    「wp2shell」の攻撃検知速報を公表、修正版公開から9日間で累計1,950,165件を検知

  5. リチェルカセキュリティ、防衛装備庁「安全保障技術研究推進制度」研究課題で「AA(想定以上の成果)」獲得

    リチェルカセキュリティ、防衛装備庁「安全保障技術研究推進制度」研究課題で「AA(想定以上の成果)」獲得

ランキングをもっと見る
PageTop