21日未明から不正メールを大量送信、「新生銀行」を騙るフィッシングサイトに注意喚起(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2025.12.12(金)

21日未明から不正メールを大量送信、「新生銀行」を騙るフィッシングサイトに注意喚起(フィッシング対策協議会)

 フィッシング対策協議会は21日、「新生銀行」を騙るフィッシングサイト(偽サイト)が存在しているとして、注意喚起する文章を公開した。新生銀行も注意を呼びかけている。

脆弱性と脅威 脅威動向
スパムメールの内容
スパムメールの内容 全 3 枚 拡大写真
 フィッシング対策協議会は21日、「新生銀行」を騙るフィッシングサイト(偽サイト)が存在しているとして、注意喚起する文章を公開した。新生銀行も注意を呼びかけている。

 それによると、「【新生銀行】メールアドレスの確認」というタイトルの不正メールが、21日未明から大量送信されているとのこと。「新生パワーダイレクト」サイトに見せかけたフィシングサイトへ誘導する内容で、不特定多数に送信されている模様だ。

 4月21日10時半の時点でもフィッシングサイトは稼働中で、同協議会はJPCERTコーディネーションセンターに調査依頼済み。メールは最終的に、偽サイト「http://pdirect08.shinseibank.com.iaw.●●●●.com/FLEXCUBEAt/LiveConnect.htm」へ誘導するという。

 偽サイトでは、新生銀行のロゴが使われている他、まったく同じログイン画面のデザインとなっている。またフィッシングに対する注意も呼びかけているが、これ自体が偽サイトとなっている。

 同協議会および新生銀行では、このようなフィッシングサイトで、ユーザーID、ログインパスワードなどを絶対に入力しないように注意を呼びかけている。

「新生銀行」を騙るスパムメールが、今朝から大量発生中

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. CMS にパスワード総当たり攻撃 ~ 三英 公式サイトに不正アクセス

    CMS にパスワード総当たり攻撃 ~ 三英 公式サイトに不正アクセス

  2. 不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

    不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

  3. ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

    ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

  4. 新サーバ移行中にファイアウォール機能が有効化されていなかったことが原因 ~ ソウェルクラブの会員管理システムに不正アクセス

    新サーバ移行中にファイアウォール機能が有効化されていなかったことが原因 ~ ソウェルクラブの会員管理システムに不正アクセス

  5. Apache HTTP Server 2.4 に複数の脆弱性

    Apache HTTP Server 2.4 に複数の脆弱性

ランキングをもっと見る
PageTop