デング熱やマラリアなど海外で注意すべき感染症とその予防対策を掲載(厚生労働省) | ScanNetSecurity
2024.05.12(日)

デング熱やマラリアなど海外で注意すべき感染症とその予防対策を掲載(厚生労働省)

 厚生労働省は、ゴールデンウィークにおける海外での感染症予防についてホームページに情報を掲載した。2014年に日本でも感染者が報告されたデング熱やマラリアなど、海外で注意すべき感染症とその予防対策についてまとめている。

製品・サービス・業界動向 業界動向
感染症予防啓発ポスター
感染症予防啓発ポスター 全 3 枚 拡大写真
 厚生労働省は、ゴールデンウィークにおける海外での感染症予防についてホームページに情報を掲載した。2014年に日本でも感染者が報告されたデング熱やマラリアなど、海外で注意すべき感染症とその予防対策についてまとめている。

 ゴールデンウィークは海外への渡航者が増える時期。同省では、渡航の前に渡航先の感染症の発生状況に関する情報入手や、予防対策を確認し、予防接種が受けられる感染症は医師にワクチン接種の相談をするなど、正しい知識の入手と感染予防に努めることを推奨している。

 もっとも感染の可能性が高いのは、食べ物や水を介した消化器系の感染症で、E型肝炎やノロウイルス、消化管寄生虫症などが世界各地で発生、感染の可能性があるという。予防方法は、「十分火の通った食べ物を食べる」「こまめな手洗い」のほか、水道設備が整っていない地域では「生水を飲まない」などが有効。

 また、2014年にアフリカを中心に流行したエボラ出血熱や、日本国内での国内感染が確認されたデング熱など、「蚊」や「動物」を媒介とした感染症にも特に注意を促している。動物との距離をとることや、野外活動時に長袖・長ズボンの着用で肌の露出を少なくするなど、現地での予防にも努めることが必要だ。

 厚生労働省のホームページでは、各感染症の発生地域や感染経路、主な症状、予防方法などの詳細を掲載している。渡航先によって対策が異なる場合もあるため、海外で感染症にかからないよう、過信せず渡航先の情報や予防方法など事前のチェックが重要だ。

【GW】厚労省、海外で注意すべき感染症について呼びかけ

《畑山望@リセマム》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

    デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

  3. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  4. 東京電力エナジーパートナー、電力・ガス取引監視等委員会からの報告徴収に対する報告書提出

    東京電力エナジーパートナー、電力・ガス取引監視等委員会からの報告徴収に対する報告書提出

  5. 豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

    豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

  6. テレビ宮崎グループ会社にランサムウェア攻撃、請求書発行システムを停止

    テレビ宮崎グループ会社にランサムウェア攻撃、請求書発行システムを停止

  7. 北 中華製AIを攻撃活用/北 DMARC不正利用/北 日本のアニメ制作関与か ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2024年4月度]

    北 中華製AIを攻撃活用/北 DMARC不正利用/北 日本のアニメ制作関与か ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2024年4月度]

  8. AI とドローン利活用最悪事例 ~ 米保険会社 住宅空撮し保険契約 猛烈却下

    AI とドローン利活用最悪事例 ~ 米保険会社 住宅空撮し保険契約 猛烈却下

  9. 新日本プロレスリングオフィシャルファンクラブ会員情報を保存した USB メモリ紛失

    新日本プロレスリングオフィシャルファンクラブ会員情報を保存した USB メモリ紛失

  10. サイバーセキュリティ人材、女性の平均給与は男性と約80万円差 ~ ISC2 調査

    サイバーセキュリティ人材、女性の平均給与は男性と約80万円差 ~ ISC2 調査

ランキングをもっと見る