2014年は全世界で10億件以上のデータが漏えい--インテリジェンスレポート(日本IBM)
日本IBMは、「IBM X-Force 脅威に対するインテリジェンス・レポート:2015年第1四半期(日本語版)」を発表した。
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また、2014年の主なポイントとして「モバイル・アプリケーション『Cordova』の脆弱性」「金融マルウェア『Citadel』の進化」「漏えい記録件数は10億件を超え、2013年と比べて25%の増加」を挙げている。Apache Cordovaは全Androidアプリの約6%で使用されおり、特にビジネス、医療、金融などのカテゴリーで普及している。IBM X-Forceでは、2014年7月にCordovaで一連の脆弱性を発見している。金融マルウェアのひとつであるCitadelは、金融機関以外も標的とし、企業の知的財産を狙う攻撃へと進化を続けている。さらに、全世界における2014年の漏えい記録の件数は10億件以上で、2013年の8億件と比較して25%増加した。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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