腕時計型ウェアラブルデバイスの偽販売サイトを確認、お得感を演出(BBソフトサービス) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

腕時計型ウェアラブルデバイスの偽販売サイトを確認、お得感を演出(BBソフトサービス)

BBソフトサービスは、「インターネット詐欺リポート(2015年4月度)」を発表した。

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2015年4月の検知状況
2015年4月の検知状況 全 2 枚 拡大写真
BBソフトサービス株式会社は5月18日、「インターネット詐欺リポート(2015年4月度)」を発表した。本レポートは、同社の「Internet SagiWall」が検出・収集した危険性の高いネット詐欺サイトの数やカテゴリーなどを分析したもの。これによると、4月のインターネット詐欺サイトの検知数は880,507件で、前月比-18.4%に減少した。このうちワンクリック・不当請求詐欺サイトは76.80%、フィッシング詐欺サイトは19.12%、マルウェア感染サイトは0.14%、ボーガスウェア配布サイトは2.93%、ぜい弱性悪用サイトは1.01%を占めていた。OSごとのネット詐欺種類別検知率では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトの割合がWindowsで24.27%、Androidで88.90%、iOSで71.96%となっている。

4月度は、4月下旬に発売された腕時計型ウェアラブルデバイスの偽販売サイトが登場した。この偽サイトでは、犯罪者は3~4割引きという価格帯で販売することでアクセスさせようとしていた。このようなサイトを利用してしまうと、代金を振り込んでも商品が送られてこない、あるいは犯罪者がクレジットカードなどの個人情報を盗用し、通販サイトで高額商品を購入して現金化するなどの被害に巻き込まれる危険性がある。注目度の高い商品は偽販売サイトの対象になることが多く、特に高額商品に関しては不自然ではない値引きで購入する気にさせる手口が多く見られ、注意が必要としている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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