フィリピンの地上波デジタル放送で防災情報システムを構築(NEC) | ScanNetSecurity
2026.07.03(金)

フィリピンの地上波デジタル放送で防災情報システムを構築(NEC)

 NECは24日、フィリピンの地上波デジタル放送で災害情報を提供可能な防災情報システムを構築し、政府の市民防衛局(OCD)および国営放送(PTV)で、データ放送と連動した災害情報の配信実証を行ったことを発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
今回の実証実験で行われた地デジデータ放送と連動した防災情報システムの概念図(画像はプレスリリースより)
今回の実証実験で行われた地デジデータ放送と連動した防災情報システムの概念図(画像はプレスリリースより) 全 2 枚 拡大写真
 NECは24日、フィリピンの地上波デジタル放送で災害情報を提供可能な防災情報システムを構築し、政府の市民防衛局(OCD)および国営放送(PTV)で、データ放送と連動した災害情報の配信実証を行ったことを発表した。

 フィリピンは日本方式の地上デジタルテレビ放送であるISDB-Tを採用しており、フィリピン政府と放送事業者によるインフラ整備が進められている。

 総務省は2014年11月に、フィリピンでの防災情報システム実証を実施するため、フィリピン政府と協力に関する覚書に署名しており、今回の実証はそれを受けてNECが行ったものとなっている。

 台風による被害の軽減を目的とした情報配信が主となっている。大きな特徴として、待機状態にあるテレビやワンセグ受信機を緊急警報信号で自動的に電源オン状態にし、テレビ映像や字幕と共に連動データ放送で避難情報などを提供できる点がある。

 実証ではOCD内にクラウドで構築された防災システムから、PTVの放送網を利用して約20ヶ所30台のテレビに情報を配信。また、連動したサイレン・スピーカー局を設置し、災害時に音声アナウンスなどで地域住民に情報伝達できる手段も構築している。

 同社では今後も火山、地震研究所向けの広域防災システムなどを含めて、フィリピン国内及びグローバル展開による事業拡大を予定している。

NECがフィリピンで地デジデータ放送と連動した防災情報システムを実証実験

《小菅@RBB TODAY》

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

    日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

  2. サイバー犯罪者が犯行現場に残した「セルフィー」1,500 万枚を LLM 分析

    サイバー犯罪者が犯行現場に残した「セルフィー」1,500 万枚を LLM 分析

  3. セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

    セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

  4. 市の男性職員(40代)が住民記録システムを操作して元親族の個人情報を閲覧し懲戒処分に

    市の男性職員(40代)が住民記録システムを操作して元親族の個人情報を閲覧し懲戒処分に

  5. 現代仏壇に不正アクセス、親会社である株式会社はせがわが保有する個人情報には影響無し

    現代仏壇に不正アクセス、親会社である株式会社はせがわが保有する個人情報には影響無し

ランキングをもっと見る
PageTop