日本企業のサイバー攻撃への取り組みに関する調査結果を発表、アンチウィルスの導入は約7割が実施済(ガートナー ジャパン) | ScanNetSecurity
2026.05.23(土)

日本企業のサイバー攻撃への取り組みに関する調査結果を発表、アンチウィルスの導入は約7割が実施済(ガートナー ジャパン)

 ガートナー ジャパンは8日、日本企業のサイバー攻撃への取り組みに関する調査結果を発表した。調査時期は3月で、国内企業のIT部門のマネージャーが対象で、有効回答企業数は515件。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
「外部公開Webサイト」への「外部からの攻撃」に対して実施している対策
「外部公開Webサイト」への「外部からの攻撃」に対して実施している対策 全 2 枚 拡大写真
 ガートナー ジャパンは8日、日本企業のサイバー攻撃への取り組みに関する調査結果を発表した。調査時期は3月で、国内企業のIT部門のマネージャーが対象で、有効回答企業数は515件。

 それによると、「外部公開Webサイト」への「外部からの攻撃」に対する各対策の実施状況を尋ねた結果、約6割の企業が、主要な7対策を実施済みだった。

・ポリシーの作成 (開発方針や外部委託方針など) 66.6%
・ガイドラインの作成、教育 (開発者向けの教育、外部委託先の管理など) 62.7%
・ネットワークやサーバ周辺の基本設計 59.2%
・認証/アクセス権管理 63.7%
・ファイアウォール、IPS、IDS、UTM、次世代ファイアウォール 60.2%
・アンチウィルス・ソフトウェアの導入 69.9%
・サーバ、ネットワーク機器などへのタイムリーなパッチ適用 57.9%

 もっとも高い実施率だったのは「アンチウィルス・ソフトウェアの導入」で約7割が実施。もっとも低い「サーバ、ネットワーク機器などへのタイムリーなパッチ適用」でも57.9%以上の企業が実施済みだった。またこれら以外の対策は「プラットフォーム関連の対策」「アプリケーション関連の対策」「データベース関連の対策」「その他の対策」の4つに分類でき、この分類の順に「実施済み」であると回答した企業の割合が多かった。

 ガートナーのリサーチ部門主席アナリストの礒田優一氏は「約6割の企業が実施済みであるという結果は、当然のことともいえます。一方、こうした対策をまだ実施していない企業は、最低限の対策もできていないと見なされる可能性があるため、早急に対応を検討すべきです」とのコメントを寄せている。

日本企業の約6割、サイバー攻撃へ基本対策を「実施済み」……ガートナー調べ

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

    経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

  2. アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

    アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

  3. Fortinet, Palo Alto, Cisco ~ 国産CNAPP「Cloudbase」がネットワーク機器の脆弱性可視化機能リリース

    Fortinet, Palo Alto, Cisco ~ 国産CNAPP「Cloudbase」がネットワーク機器の脆弱性可視化機能リリース

  4. イレブンラボ利用の Udemy Business で情報漏えい「10年以上維持してきたドメインの信頼を守るべく法的措置を含めた厳正な対応を検討」

    イレブンラボ利用の Udemy Business で情報漏えい「10年以上維持してきたドメインの信頼を守るべく法的措置を含めた厳正な対応を検討」

  5. ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

    ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

ランキングをもっと見る
PageTop