【オフィスセキュリティEXPO】火の近くでパッケージが溶け消火剤が飛散、初期消火ボールを展示(ミッショナリージャパン) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

【オフィスセキュリティEXPO】火の近くでパッケージが溶け消火剤が飛散、初期消火ボールを展示(ミッショナリージャパン)

 東京ビッグサイトで10日まで開催されている「第10回総務・人事 ワールド」内の「第10回オフィス セキュリティ EXPO」に出展中のミッショナリージャパンでは、初期消火ボール「ELIDE FIRE BALL」を展示している。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
「ELIDE FIRE BALL」(エライドファイアボール)は、メロン程度の大きさの消火器具。力のない高齢者や子供でも扱える(撮影:編集部)
「ELIDE FIRE BALL」(エライドファイアボール)は、メロン程度の大きさの消火器具。力のない高齢者や子供でも扱える(撮影:編集部) 全 2 枚 拡大写真
 東京ビッグサイトで10日まで開催されている「第10回総務・人事 ワールド」内の「第10回オフィス セキュリティ EXPO」に出展中のミッショナリージャパンでは、初期消火ボール「ELIDE FIRE BALL」を展示している。

 「ELIDE FIRE BALL」(エライドファイアボール)は、重さ1.3kg、直径15cmとメロン程度の大きさをしたボール状の消火器具。内部には少量の火薬と消火剤(硫酸アンモニウム)が封入されており、火の近くに置くと3秒程度でパッケージが溶け、消火剤が飛散。周囲3~4平方m程度を消火する。

 同製品はすでにトルコ、マレーシア、カナダでは消火器として正式認可が下りているが、日本では認可待ちの状態。既存の消火器の場合、あらかじめ使ったことがないと操作に手間取ったり、躊躇することもあるが、本製品は火の近くに転がすだけという操作不要の消火器具となる。

 同社では、一般家庭のコンロの周辺やコンセントの周辺など、火災の起こりやすい場所にあらかじめ据えつけておけば、発火直後に消火が行えるため、初期状態で火災をとどめられるという。また、既に火災が起こった状態でも、火元近くに転がせば消火を期待できる。

 対応する火災の種類は、一般火災のほか、油火災、電気火災。耐用年数は5年で1万円以下での発売を予定している。

【オフィス防災EXPO #06】火の近くに置くだけで初期消火できる消火ボール

《小菅@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop