ラックにAdobe Flash Playerのゼロデイ攻撃、その過程や実態を公開(ラック)
ラックは、新たな「脅威分析情報」を公開した。今回は、ラックのセキュリティ対策システムで検知した「Adobe Flash Player」のゼロデイ攻撃の実態についてまとめている。
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この攻撃で悪用されたAdobe Flash Playerの脆弱性は、7月9日にアドビがセキュリティ修正プログラムを公開している。つまり、攻撃が検知された時点ではゼロデイ脆弱性であった。この攻撃は、FireEyeによるゼロデイ攻撃の検知、PCのウイルス対策ソフトの検知、プロキシログでの通信状況の記録、Flashコンテンツの脆弱性攻撃の分析など、複数のデータを解析することで事故の詳細を把握できた。同社ではこのことから、ひとつの製品や分析結果だけに頼らず、多方面からの判断や攻撃の過程のどこかで検知・防御を行い、可能な限り迅速な対処をすることが非常に重要であるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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