「不正広告」がオンライン銀行詐欺ツールやランサムウェアなどの被害のきっかけに(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.05.21(木)

「不正広告」がオンライン銀行詐欺ツールやランサムウェアなどの被害のきっかけに(トレンドマイクロ)

 トレンドマイクロは2日、日本国内での「不正広告」に関する現状を発表した。通常の広告に紛れて表示される「不正広告」が、オンライン銀行詐欺ツールやランサムウェアなどの被害のきっかけになっているという。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
7月以降に確認された不正広告の表示例
7月以降に確認された不正広告の表示例 全 3 枚 拡大写真
 トレンドマイクロは2日、日本国内での「不正広告」に関する現状を発表した。通常の広告に紛れて表示される「不正広告」が、オンライン銀行詐欺ツールやランサムウェアなどの被害のきっかけになっているという。

 日本国内における脅威解析機関であるリージョナルトレンドラボ(RTL)の調査によると、7月以前と7月以降で、不正サイトへの誘導手段の傾向が変わっているという。7月以前は、改ざんされた正規サイトを経由するものがほとんどだったが、7月以降は、34%を不正広告経由が占めるまで増加した。今回の調査では、海外の4つのホスティング業者が管理する6つのドメインにホストされた複数の広告コンテンツが、脆弱性攻撃サイトへの誘導経路となっていた。

 今回確認された不正広告は、少なくとも600の正規サイトに配信された可能性があるとのこと。これらの不正広告をホストした7つのサーバに対し、実際に、7月1日~8月21日の期間について集計したところ、日本から合わせて900万件以上のアクセスがあったことが確認された。なお、最終的に侵入する不正プログラムは、「ZBOT」などのオンライン銀行詐欺ツールが41%、「CRYPTWALL」などの暗号化型ランサムウェアが26%だった。

不正広告に日本から900万アクセス、トレンドマイクロが調査結果を公表

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. スキャンだけしたつもりがファクシミリ送信も

    スキャンだけしたつもりがファクシミリ送信も

  2. カー用品店「ジェームス」に不正アクセス、会員情報が漏えいした可能性

    カー用品店「ジェームス」に不正アクセス、会員情報が漏えいした可能性

  3. ユニバーサル ミュージックのECサイトへの不正アクセス、合計 3,105,585件の顧客情報が流出

    ユニバーサル ミュージックのECサイトへの不正アクセス、合計 3,105,585件の顧客情報が流出

  4. 資生堂美容室の業務委託先に不正アクセス、顧客情報が閲覧された可能性は否定できず

    資生堂美容室の業務委託先に不正アクセス、顧客情報が閲覧された可能性は否定できず

  5. ノストラムにランサムウェア攻撃、学習支援サービスも停止

    ノストラムにランサムウェア攻撃、学習支援サービスも停止

ランキングをもっと見る
PageTop