出品者・購入者の住所情報を開示することなく荷物のやり取りが可能な「匿名配送」の試験運用を開始(メルカリ、ヤマト運輸)
メルカリとヤマト運輸は15日、出品者・購入者の双方が住所情報を開示することなく荷物のやり取りができる「匿名配送」の試験運用を開始した。フリマアプリ「メルカリ」の「らくらくメルカリ便」利用時に、選択可能となっている。
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メルカリとヤマト運輸は4月1日より、アプリ上で配送手配が完結する配送サービス「らくらくメルカリ便」の提供を開始。今回新たに「匿名配送」の機能を追加した。メルカリとヤマト運輸が住所等のデータを連携することで、送り状に出品者と購入者のお互いの住所が記載されていなくても、荷物を送ることができる。
サービス開始当初は、アプリ内の抽選で選ばれた一部のユーザーのみを対象者として試験的に提供する。追加料金などは、現在不要となっている。
両社は今後、発送窓口の拡大、コンビニエンスストアなどでの対応、セールスドライバーによる集荷なども行う計画だ。
出品者も購入者も匿名で……メルカリとヤマト運輸、「匿名配送」開始
《冨岡晶@RBB TODAY》
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