制御システムのネットワークからマルウェアなどを検出する技術を開発(NICTほか) | ScanNetSecurity
2026.08.21(金)

制御システムのネットワークからマルウェアなどを検出する技術を開発(NICTほか)

NICTは、YOKOGAWAおよび京都大学と共同で、重要インフラの制御システムのネットワークトラフィックを分析・可視化する技術を開発したと発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
今回開発した技術の概要図
今回開発した技術の概要図 全 3 枚 拡大写真
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は9月16日、横河電機株式会社(YOKOGAWA)および国立大学法人京都大学(京都大学)と共同で、重要インフラの制御システムのネットワークトラフィックを分析・可視化する技術を開発したと発表した。これは、制御システムのネットワーク健全性を確認するためのもので、これによりマルウェア感染等のセキュリティインシデントを早期に発見することが可能になるという。

今回開発した技術では、制御システムのネットワークは特定用途のために設計・運用されているため、一般の情報システムよりもトラフィックの正常状態を把握しやすいことに着目。正常状態をホワイトリストとして保存し、ネットワークの挙動を時系列的に比較することで、意図しない通信の発生を検知する。さらに、NICTのリアルタイムトラフィック可視化ツール「NIRVANA」をもとに、制御システム独自の通信プロトコルに対応させるなどの改良を行っている。なお本技術は、YOKOGAWAが発売している「ネットワーク健全性確認サービス」ですでに活用されている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. アフラック生命保険に不正アクセス、短時間に大量のデータ照会があった際に監視・制御する機能が不足

    アフラック生命保険に不正アクセス、短時間に大量のデータ照会があった際に監視・制御する機能が不足

  2. ニデックWebサイトにソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセス

    ニデックWebサイトにソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセス

  3. シーイーシーのデータセンターにランサムウェア攻撃、障害が発生

    シーイーシーのデータセンターにランサムウェア攻撃、障害が発生

  4. さくらインターネットに不正アクセス、会員情報 1,360,563 アカウントが影響を受けた可能性

    さくらインターネットに不正アクセス、会員情報 1,360,563 アカウントが影響を受けた可能性

  5. 徳島県で住基ネット機器更改、マイナンバー含む個人情報を保存した外付ハードディスクをデータ未消去のまま廃棄した可能性

    徳島県で住基ネット機器更改、マイナンバー含む個人情報を保存した外付ハードディスクをデータ未消去のまま廃棄した可能性

ランキングをもっと見る
PageTop