マイナンバーのセキュリティ対策担当は「総務部門」が半数、懸念も(デジタルアーツ)
デジタルアーツは、「企業におけるマイナンバーのセキュリティに関する実態調査」の結果を発表した。
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マイナンバーのセキュリティにおける懸念事項では、「自社の従業員の人為的ミスによる情報流出」(62.0%)、「自社への外部からのサイバー攻撃による情報窃取」(43.8%)、「自社の従業員による情報の持ち出し」(32.1%)が挙げられた。一方で現時点での対策状況は「情報収集段階」(37.0%)、「対応策の検討・構想策定」(28.0%)、「対策の実行中」(11.6%)であり、具体的な対策として、「人事給与システムの導入・改修」(48.5%)、「従業員への情報セキュリティ教育」(34.4%)、「社内のセキュリティに関するルールの策定」(34.2%)などを検討していることがわかった。ただし、「既に実施済み」は6.7%にとどまり、もっとも多かった回答は「12月末までに完了及び完了予定」(69.0%)であった。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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