理論上盗聴できない「量子鍵配送」の評価手法確立の推進(NEC) | ScanNetSecurity
2026.06.13(土)

理論上盗聴できない「量子鍵配送」の評価手法確立の推進(NEC)

 NECは28日、量子暗号システムの実用化に向けた長期のフィールド評価実験を国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)の協力のもと、開始したことを発表した。

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評価実験では量子鍵配送装置の送信機(写真左)と受信機(写真右)を同一フロアの異なる部屋に設置(画像はプレスリリースより)
評価実験では量子鍵配送装置の送信機(写真左)と受信機(写真右)を同一フロアの異なる部屋に設置(画像はプレスリリースより) 全 2 枚 拡大写真
 NECは28日、量子暗号システムの実用化に向けた長期のフィールド評価実験を国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)の協力のもと、開始したことを発表した。

 同システムは、「量子鍵配送」という理論上盗聴できない暗号技術となる量子力学に基づいた拠点間での光子の暗号鍵を共有する仕組みを採用。これまで安全性を評価する手法などが確立できていなかった量子鍵配送の評価手法確立を推進し、国内では初めてとなる長期のフィールド評価実験を行うことで、理論通りの安全性を実現できるかなどを検証しながら、実用化を目指していく。

 同時に、量子鍵配送装置からの暗号鍵を種鍵(たねかぎ)として使用する高速回線暗号装置の開発と評価もあわせて実施。これは現在すでに利用されている暗号技術と量子鍵配送を統合して量子暗号技術の親和性を高めたもので、高速かつ高度に安全な暗号技術となる。

 こうした技術の開発・推進により、日々高度化するサイバーセキュリティ対策のニーズを満たした装置の提供や利用者の拡大を図っていく。

盗聴できない暗号技術、NECが実用化に向けた評価実験を開始

《防犯システム取材班@RBB TODAY》

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