「不正コピー報告数番付」、東京が4割を占めるなど「東高西低」の状況(BSA) | ScanNetSecurity
2025.10.26(日)

「不正コピー報告数番付」、東京が4割を占めるなど「東高西低」の状況(BSA)

BSAは、過去3年間にBSAの情報提供窓口に報告された職場におけるソフトウェアの不正コピーに関する情報を都道府県別にまとめ、相撲の番付になぞらえた「都道府県別職場の不正コピー報告数番付」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
「都道府県別職場の不正コピー報告数番付」
「都道府県別職場の不正コピー報告数番付」 全 1 枚 拡大写真
ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は10月9日、「都道府県別職場の不正コピー報告数番付」を発表した。これは、過去3年間にBSAの情報提供窓口に報告された職場におけるソフトウェアの不正コピーに関する情報を都道府県別にまとめ、相撲の番付になぞらえたもの。東日本と西日本のエリアは、NTT東日本とNTT西日本の区分に準じている。

番付では、東日本では東京都(42.2%)、神奈川県(6.1%)、北海道(4.0%)、埼玉県(2.5%)と続き、西日本では大阪府(11.1%)、愛知県(3.8%)、福岡県(3.4%)、兵庫県(2.6%)となり、不正コピーの情報提供がゼロだったのは島根県だけであった。職場における不正コピーの情報提供は、大阪府の約4倍となる東京都を含む東日本が63.9%を占めていることから、BSAでは「東高西低」型の状況であるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

    大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

  2. 関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

    関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

  3. 「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性

    「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性PR

  4. 刑事告訴検討 ~ ヤマト運輸の元従業員が取引先企業に関する情報の一部を不正に持ち出し 2 社に流出

    刑事告訴検討 ~ ヤマト運輸の元従業員が取引先企業に関する情報の一部を不正に持ち出し 2 社に流出

  5. 「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

    「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

ランキングをもっと見る
PageTop