複数のZyXEL製ルータのファームウェアに複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、ZyXEL社が提供する複数のルータ機器のファームウェアに複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「P-660HW-T1 v2 ZyNOS ファームウェアバージョン V3.40(AXH.0:2007年3月30日)」「PMG5318-B20A ファームウェアバージョン V100AANC0b5」「NBG-418N」には、証明書やパスワード管理(CVE-2015-6016)、クロスサイトスクリプティング(CVE-2015-6017)、不適切な入力確認(CVE-2015-6018)、不適切なセッション有効期限(CVE-2015-6019)、不適切な認証(CVE-2015-6020)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にシステムの設定を変更される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにアップデートを適用し、必要な変更を実施するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/