「ファイルは漏えいする」観点で暗号化・追跡ソリューションを強化(デジタルアーツ) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

「ファイルは漏えいする」観点で暗号化・追跡ソリューションを強化(デジタルアーツ)

デジタルアーツは、企業・官公庁向けパスワード不要のファイル暗号化・追跡ソリューションの新バージョン「FinalCode」Ver.5を2016年1月11日より発売開始する。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
「ファイルは漏えいする」観点で暗号化・追跡ソリューションを強化(デジタルアーツ)
「ファイルは漏えいする」観点で暗号化・追跡ソリューションを強化(デジタルアーツ) 全 1 枚 拡大写真
デジタルアーツ株式会社は10月28日、企業・官公庁向けパスワード不要のファイル暗号化・追跡ソリューションの新バージョン「FinalCode」Ver.5を2016年1月11日より発売開始すると発表した。同社では、「もはやファイルの流出を完全に防ぐのは不可能であるのが現実であり、いま本当に必要なアプローチは“人に意識させずにシステムでファイルを自動に保護し、仮にファイルが流出しても問題ない”ようにすること」と発想を転換する時期に来ているとしている。

新バージョンでは、社内の共有フォルダ内のファイルを自動で暗号化することで、利用者に意識させずに重要な情報を保護する機能を強化する。これにより、万一想定外の理由でファイルが社外に流出した場合でも、ファイルは閲覧されず自動で削除されるため、情報漏えいを防ぐことができる。また、組織構造に合せてセキュリティポリシーを継承する機能、利用者の役職・役割に応じたセキュリティ権限を設計できる機能も強化した。

なお、グロ-バルスタンダードな製品へとイメージを刷新する目的で、新しいロゴを採用した。また、米国子会社FinalCode社に「FinalCode」におけるすべての特許権、商標権、著作権等の知的財産権も集約する。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

    富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

  2. ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

    ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

  3. 総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

    総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

  4. プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

    プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

  5. 日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

    日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

  6. 時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

    時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

  7. 脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術

    脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術PR

  8. UDP ベースのアプリケーション層プロトコル実装にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

    UDP ベースのアプリケーション層プロトコル実装にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

  9. 「サイバーセキュリティお助け隊サービス」制度に新たに 2 類を創設、価格要件を緩和

    「サイバーセキュリティお助け隊サービス」制度に新たに 2 類を創設、価格要件を緩和

  10. Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

    Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る