2016年および2020年までの脅威予測レポートを公開(マカフィー) | ScanNetSecurity
2024.05.07(火)

2016年および2020年までの脅威予測レポートを公開(マカフィー)

マカフィーは、McAfee Labsによる2016の主要なサイバー脅威予測、および「2020年までのセキュリティ展望やITセキュリティ業界の動向に関する独自のインサイトを解説した「McAfee Labs脅威予測レポート」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
2016年および2020年までの脅威予測レポートを公開(マカフィー)
2016年および2020年までの脅威予測レポートを公開(マカフィー) 全 1 枚 拡大写真
マカフィー株式会社は11月11日、同社のセキュリティ研究機関であるMcAfee Labsによる2016の主要なサイバー脅威予測、および「2020年までのセキュリティ展望やITセキュリティ業界の動向に関する独自のインサイトを解説した「McAfee Labs脅威予測レポート」を発表した。レポートには、インテル セキュリティを代表する33人による解説や展望に加え、テクノロジー活用に取り組む組織に向けて、短期的・長期的な脅威予測やそれら組織にとって脅威となるサイバー犯罪コミュニティの動向なども紹介している。

2016年の脅威予測では、ランサムウェアの脅威の拡大と「Ransomware as a Service」の利用、ウェアラブル機器を介したスマートフォンへの攻撃、従業員の自宅のシステムから企業ネットワークにアクセスするなど、従業員を介した企業への攻撃、コネクテッドカーへの脅威、闇市場の拡大、システムやデータの整合性や関連性の侵害、脅威インテリジェンス共有の拡大などを挙げている。また、McAfee LabsのシニアVPであるヴィンセント・ウィーファー氏は、「攻撃者に歩調を合わせ、予測し、先手を打つには、インテリジェンスの共有、クラウド コンピューティングとサービスの配信能力、プラットフォームの俊敏性、人材などをサイバー犯罪者と同水準にまで引き上げる必要がある」としている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

    モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

  3. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  4. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  5. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  6. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  7. インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

    インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

  8. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  9. PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

    PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

  10. ビッグ・ブラザー2024 ~ 監視カメラと画像分析 その高成長市場と国際動向

    ビッグ・ブラザー2024 ~ 監視カメラと画像分析 その高成長市場と国際動向

ランキングをもっと見る