日本郵政による小包の配達確認に見せかけたスパムメールが流行、注意を呼びかけ(日本郵政) | ScanNetSecurity
2025.11.19(水)

日本郵政による小包の配達確認に見せかけたスパムメールが流行、注意を呼びかけ(日本郵政)

 今週に入り、「日本郵政」(Japan Post)による小包の配達確認に見せかけたスパムメールが流行している模様だ。Twitterなどに、実際に受け取った人の報告があがっている。

脆弱性と脅威 脅威動向
不審なメールの例1
不審なメールの例1 全 2 枚 拡大写真
 今週に入り、「日本郵政」(Japan Post)による小包の配達確認に見せかけたスパムメールが流行している模様だ。Twitterなどに、実際に受け取った人の報告があがっている。

 それによると、「番号XXXXXXXXの下で小包の配達」といったタイトルで、「Japan Post」「日本郵政」が差出人となったメールが流通している模様。

 「商品を配達するため電話で連絡を差し上げたのですが、つながりませんでした。したがってご注文の品はターミナルに返送されました」といった本文が記述されており、会社住所なども記載されているが、郵便番号と実際の住所が一致していない、アドレスを見ると「.ru」ドメインを使用しているなど、あきらかに不審な内容だ。

 いずれのメールにも、ZIPファイル、ワード文書ファイルなどが添付されており、これらを開くことで、不正ファイルが動作するとみられる。なお、日本郵政では、2012年にも注意喚起を行っているが、このときの差出人は「日本郵更」だった。

 こういった不審なメールを受け取った場合、安易にリンク先にアクセスしたり、添付ファイルを開いたりしないよう、日本郵政では注意を呼びかけている。

【続報】「日本郵政」を騙る不審メール、再び増加……日本郵政が注意呼びかけ(2016年2月17日)

日本郵政の小包配達を騙るスパムメールが流行中? 不審なファイルが添付

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  2. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  3. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  4. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  5. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop