Huawei製のWi-FiルータにDNSレスポンスを偽装される脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Huaweiが提供するWi-Fiルータ「Huawei E5151」および「Huawei E5186」に、不十分なランダム値を使用している脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Huawei E5151 firmware version 21.141.13.00.1080」および「Huawei E5186 firmware version V200R001B306D01C00」には、機器から送信されるDNSクエリのソースポート番号が固定されている「不十分なランダム値の使用」の脆弱性(CVE-2015-8265)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によってDNSレスポンスを偽装され、LAN内の端末を悪意のあるサーバに誘導される可能性がある。Huawei E5151の対策アップデートは、SmarTone(customer_care@smartone.com)に連絡することで入手できる。また、本脆弱性を修正した Huawei E5186 用ファームウェア V200R001B310D01SP00C00 がリリースされている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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