Huawei製のWi-FiルータにDNSレスポンスを偽装される脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2025.11.18(火)

Huawei製のWi-FiルータにDNSレスポンスを偽装される脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Huaweiが提供するWi-Fiルータ「Huawei E5151」および「Huawei E5186」に、不十分なランダム値を使用している脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
Huawei E5186
Huawei E5186 全 1 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月2日、Huaweiが提供するWi-Fiルータ「Huawei E5151」および「Huawei E5186」に、不十分なランダム値を使用している脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは4.7。

「Huawei E5151 firmware version 21.141.13.00.1080」および「Huawei E5186 firmware version V200R001B306D01C00」には、機器から送信されるDNSクエリのソースポート番号が固定されている「不十分なランダム値の使用」の脆弱性(CVE-2015-8265)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によってDNSレスポンスを偽装され、LAN内の端末を悪意のあるサーバに誘導される可能性がある。Huawei E5151の対策アップデートは、SmarTone(customer_care@smartone.com)に連絡することで入手できる。また、本脆弱性を修正した Huawei E5186 用ファームウェア V200R001B310D01SP00C00 がリリースされている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  2. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  3. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  4. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  5. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop