News from AvePoint 第2回 「社員に抜け道を作らせないコンプライアンスのルール作り」 | ScanNetSecurity
2026.09.05(土)

News from AvePoint 第2回 「社員に抜け道を作らせないコンプライアンスのルール作り」

機密がどこにあるか検知する方法として、データ分類という対策を考えてみましょう。情報を 「社外公開可能」「内部向け」「秘密」「最高機密」 などに分類する方法です。そして、まさにここから、システムが機能しなくなるのです。

特集 コラム
ダナ・ルイーズ・シンバーコフ (AvePoint, Inc. Chief Compliance and Risk Officer)
ダナ・ルイーズ・シンバーコフ (AvePoint, Inc. Chief Compliance and Risk Officer) 全 2 枚 拡大写真
個人識別情報 (PII)、医療情報、財務関連データ、契約情報、研究や取引に関連するデータ、知的財産・・・列挙していくだけで、形のない 「データ」 が、通貨のような価値を持つようになってきていることは手に取るように明らかです。

そして、これらの情報が意図的であれ過失によってであれ、不適切にシェアされてしまったら? 機密データの外部流出は、企業や組織に大きな経済的損失をもたらし、顧客や利用者の信用からの信頼に計り知れない打撃を与えます。

ほとんどの企業・組織は、このような事態を防ぐためのデータ保護を考えるとき、「侵入者を締め出す」 方法ばかりに注力しがちです。しかし、実際のところ、データ流出の張本人は、システムの防護壁を強行突破して侵入することはほとんどありません。

「犯人」 はしばしば、すでにシステムの中にいる人間であることも多くあります。組織や企業のデータ保護プログラムにとって最大の脅威とは、内部にいる人間 (の故意もしくは過失) であるということさえできるでしょう。つまり、「内部からの脅威」 に対する備えが絶対的に必要であるということです。幸いにして、この種の脅威は、最も抑制の容易であるものでもあります。

《ダナ・ルイーズ・シンバーコフ (AvePoint, Inc. Chief Compliance and Risk Officer)》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 学生による不適切な行い「患者様を特定できる情報が映ってはいなかったものの SNS に投稿する行為は医療従事者として極めて不適切」京都府立医科大学

    学生による不適切な行い「患者様を特定できる情報が映ってはいなかったものの SNS に投稿する行為は医療従事者として極めて不適切」京都府立医科大学

  2. 日本交通への不正アクセス、保有ファイルの一部が外部流出

    日本交通への不正アクセス、保有ファイルの一部が外部流出

  3. 停職 30 日の処分 ~ 医療従事者が患者の入院の事実と病状を示唆する内容を発言

    停職 30 日の処分 ~ 医療従事者が患者の入院の事実と病状を示唆する内容を発言

  4. 看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

    看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

  5. 医師が診察室内で撮影した写真を SNS に投稿、患者の個人情報が判別可能な状態で拡散

    医師が診察室内で撮影した写真を SNS に投稿、患者の個人情報が判別可能な状態で拡散

ランキングをもっと見る
PageTop