セキュリティソフト同梱のWebブラウザに脆弱性、修正まで使用停止を(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、セキュリティソフト「Comodo Internet Security」に同梱されるWebブラウザ「Chromodo」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Chromodo 45.8.12.392」「Chromodo 45.8.12.391」には、デフォルト設定では同一生成元ポリシーの適用を行っていないことが原因で脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたWebサイトにアクセスすることで、Webブラウザに表示されている他のドメインのWebコンテンツを取得される可能性がある。
現在のところ、JPCERT/CCではこれらの問題を解決する現実的な方法を把握していないが、JavaScriptを無効にすることや、脆弱性が修正されるまでの間「Chromodo」を使用しないことで、脆弱性の影響を軽減できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》